チベット体操とは?
The Majestic Mt Fuji – Japan / williamcho
9月に入って暑さが少し和らいできました。富士山では初雪が降ったらしいですね。
さて、今までお知らせばかりでチベット体操について言及していなかったので、僕の知識の範囲でチベット体操についてお話ししたいと思います。
チベット体操は、チベットに住むラマ僧に伝わっていたと言われる体操です。毎日続けることでチャクラ(体内にあるツボ)が刺激され、呼吸によっって血流が良くなり、それが「若返り」を促すと言われています。現代で言うアンチエイジングですね。
秩父華厳の滝 / odysseygate
チベット体操の原書と言われる「若さの泉」という本の冒頭には、約100年ほど前にチベット体操をチベットの奥地から西洋に持ち帰った老人の話が書かれています。その老人は4年間、山奥でラマ僧にチベット体操を習い、戻ってきたときは白髪は黒くなり、しわは無く、腰もしゃんとして30歳位若返ったように見えて、誰も本人と分からなかったそうです。
「それはウソだ」と思われるかもしれません。この本の翻訳者の渡辺昭子さんは「信じるか信じないよりも心にロマンを持って続けることです」とおっしゃています。ご本人も最初は信じられないと思ったそうですが、「人間どんな状況になってもロマンを失ってはつまらない、ということではないでしょうか。心にロマンが無ければこの本を読んでも時間の無駄だと思います」とまで言い切っておられます。
ヨガの源流とも、ヨガをルーツにしているとも言われています。ヨガをしたことのある方なら、動作の共通性に気づかれることと思います。ヨガとの大きな違いは、その動作がたった5種類しか無い点です。この5つのポーズを最初はそれぞれ3回ずつ行います。約15分ほどで終わります。慣れたら回数を週に2回ずつ増やして最大21回まで続けるというものです。
非科学的なようですが、動作の間ずっと腹式呼吸を行うことや、腰、肩、首などの関節の柔軟化など、ほとんどの動きが現代医学で説明がつくそうです。
これから少しずつ、効果、やり方やエピソードなどご紹介できればと思っています。
この話に興味が湧いた方は、チベット体操の原書と呼ばれる下記の本を読んでみてくださいね。
毎週木曜19時30分~・糟屋郡粕屋町のサンレイクかすやでチベット体操をやっています。
詳しくはホームページをご覧ください。いつもたくさんの方にご覧いただきありがとうございます。
http://tibetai.jp
- 作者: ピーター・ケルダー,渡辺昭子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/01/12
- メディア: 単行本
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